タイガーペイ(TIGER PAY)は2021年よりサービスが始まった、ブックメーカーの入出金に利用できる電子決済サービスです。
サービスの開始が比較的新しいため、既存の電子決済サービスと比べると使い勝手は優秀だと言えるでしょう。特徴としては日本人が利用しやすい作りになっています。
日本国内で使用できるデビットカードの発行ができることや、アカウントの登録から問い合わせにいたるまで全て日本語で対応されているのは嬉しいポイントです。
タイガーペイは「手数料が安く・スピーディな決済」を目指したサービスですので、利便性がとても高い決済サービスです。ただし、デメリットもあるので注意が必要になります。
タイガーペイの登録方法からメリット、注意点についてわかりやすく紹介していきましょう。
タイガーペイ(TIGER PAY)とは?
ブックメーカーで人気急上昇中の電子決済サービス、「タイガーペイ」について紹介していきます。
タイガーペイは、アーバンスクエアプラス社というフィリピンの企業が起ち上げた中間決済サービスの1つです。
2021年に開始された、比較的新しい決済サービスですが、利便性が高いことからブックメーカーで多く採用されています。
おすすめの決済サービスではありますが、次に書かれているメリットとデメリットをよく理解してから登録するようにしてください。
メリットとデメリット
タイガーペイをブックメーカーで使うメリット
ブックメーカーで実践する転がしには向き不向きなスポーツがあります。成功せるためにも転がしに向いたスポーツを選ぶことが重要です。
手数料無料で法定通貨や仮想通貨を両替できる
タイガーペイで取り扱う法定通貨と仮想通貨は以下になります。
法定通貨…日本円(JPY)、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、フィリピンペソ(PHP)
仮想通貨…ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、USDコイン(USDC)、テザー(USDT)
多くの通貨に対応しているだけでなく、ウォレット内での両替が可能です。法定通貨と仮想通貨の両替も可能なのはとても便利でしょう。また、両替に掛かる手数料は無料になっています。
プリペイド式デビットカードが作れる
タイガーペイのメリットで大きいのはカードが作れることです。このカードを使って日々の買い物やATMから現金を引き出すこともできます。出金のできるクレジットカードのようなものなので非常に便利です。
充実の日本語サポート
タイガーペイで分からないことやトラブルが起きた場合、完全に日本語対応したカスタマーサポートに相談することができます。トラブルが起きても相談するところがあることは安心に繋がります。
上記のように通常の中間決済サービスにはあまりなかった機能が加わったタイガーペイの魅力は大きいです。ですが、デメリットもあるのでそちらをよく理解しておいてください。
タイガーペイをブックメーカーで使うデメリット
カードの手数料が高い
タイガーペイで嬉しいサービスの1つであるタイガーペイカードは、作成手数料がかなり高いです。作成手数は150ドル…。カードができたら25ドル戻ってくるので実質は125ドルとは言え、高いです。またATMで引き出しにかかる手数料は5ドルとこれも割高に設定されています。
さらに、過去には他社でもカード作成は行っていましたが、日本での規制から使用できなくなりました。タイガーペイカードも使えなくなる可能性があるのでリスクは高いです。
タイガーペイが使えるブックメーカーが少ない
新しい決済サービスということもあり、現状では使えるブックメーカーがまだまだ少ないです。登録するブックメーカーがタイガーペイに対応しているかは必ず確認しておきましょう。
将来的に複数のブックメーカーに登録する考えであればタイガーペイ以外の決済方法を用意しておくことがおすすめです。
タイガーペイには3種類のアカウントタイプがある
タイガーペイには3種類のアカウントが用意されています。目的に合わせてアカウントを選んでください。
ファスト(Fast)
ファストアカウントは、最初にアカウントを作成して作られるノーマルなアカウントです。新規登録を行い、メール認証をするとすぐに利用可能になります。
ファストアカウントは利用できないコンテンツが多いので、このまま利用し続けることはおすすめしません。パーソナルアカウントかビジネスアカウントにグレードアップさせておきましょう。
パーソナル(Personal)
ファストアカウントからパーソナルアカウントにするには、マイページから本人確認を完了するだけでグレードアップすることができます。
長く使う予定ですのでぜひグレードアップしておきましょう。タイガーペイカードを作成する場合もパーソナルアカウントか、ビジネスアカウントになっていないと申請できません。
ビジネス(Business)
法人や事業主が利用するアカウントです。マーチャント契約と呼ばれる別の契約が必要となりますが、利用上限が緩やかになる、第三者への送金が可能になるなど、より幅広いりようが可能になるアカウントタイプです。
ただし、ビジネスアカウントの作成にはマーチャント料と呼ばれる手数料が必要になります。
タイガーペイのアカウント作成方法
まずはタイガーペイでアカウントを作成しましょう。スマホでも登録しやすいように紹介していきます。
① まずはタイガーペイの公式サイトへアクセスし、アカウント作成を開始します。
② Fast口座開設のページで下にスクロールし、メールアドレスを入力。「ロボットではありません」のチェックを入れて「次へ」をクリックします。
③ 口座開設のための情報を全て入力し、「次へ」をクリックします。
④ 入力内容を確認して、利用規約のチェックを入れ、「口座を開設する」をクリックします。
⑤ メールに届いたURLをクリックしたら登録完了です。
タイガーペイの入出金方法
タイガーペイを使ってブックメーカーで入金や出金が行えるようになりました。
ブックメーカーによって入金の手順は異なりますが基本的な流れは以下になります。
① ブックメーカーにログインして入金画面に進みます。
② タイガーペイを選択します。
③ 入金の額を入力し、送信をクリックします。
④ タイガーペイに移動するのでログインして入金処理を完了させます。
次に出金の流れです。
① ブックメーカーの出金ページにいきます。
② タイガーペイを選択します。
③ 出金額や必要事項を入力します。
④ 確定させて出金処理完了です。
タイガーペイの手数料
タイガーペイは3種類のアカウントタイプによって手数料が変わります。以下は手数料の一覧表になります。
ファスト | パーソナル&ビジネス | |
口座開設・維持費 | 無料 | 無料 |
入金:銀行振込(日本) | 5% | 5% |
入金:銀行振込(国際) | 使用不可 | 2%(受取金額-2%) |
入金:ペイジー | 4%(決済手数料別) | 4%(決済手数料別) |
入金:クレジットカード | 使用不可 | 5% |
入金:クレジットカード | 使用不可 | 7% |
入金:仮想通貨 | 無料 | 無料 |
出金:銀行振込(日本) | 使用不可 | 5% |
出金:銀行振込(国際) | 使用不可 | 2.0%(受取金額-2%) |
出金:仮想通貨 | 1.5% | 1.2% |
出金:プリペイドカードチャージ | 使用不可 | 2% |
口座間送金(送金者負担) | 0.50% | 無料 |
タイガーペイのよくある質問
タイガーペイカードとは何ですか?
タイガーペイカードとは、タイガーペイ内でチャージできるプリペイド式デビットカードです。アカウント内の法定通貨や仮想通貨などを日本円に両替して、デビットカードにチャージすればATMを利用した出金や買い物が可能になるカードです。
タイガーペイはブックメーカーで利用できる電子決済サービスですか?
タイガーペイ以外にも電子決済サービスは数多くあります。ブックメーカーによって対応している電子決済サービスも異なりますので、自分が利用したいブックメーカーがタイガーペイに対応しているかの確認が必要です。
偽名や匿名で電子決済サービスに登録しても大丈夫ですか?
絶対にやめておきましょう。偽名や匿名で電子決済サービスに登録はできませんので、必ず本名で登録する必要があります。タイガーペイのセキュリティは信頼して問題ありませんので虚偽の情報で登録することはやめておきましょう。最悪の場合、アカウント凍結になり使用できなくなる恐れがあります。
トラブルがあったらどこに聞けば良いですか?
タイガーペイだけに限ったことではありませんが、カスタマーサポートが設置されているのでメールやチャット、電話などで問い合わせることができます。タイガーペイは日本語対応なのでトラブルが解決しやすいです。
入出金にかかる時間はどれくらいですか?
タイガーペイで入出金にかかる時間は、国内銀行振り込みや暗号通貨の場合は数分程度です。国際送金の場合は反映されるまで3〜5営業日は見ておくほうがよいです。
また、出金する場合、暗号通貨だと1分程度、銀行振込の場合は1〜5営業日程度かかります。
まとめ
電子決済サービスの「タイガーペイ」について説明してきました。現状ではタイガーペイを使えるブックメーカーは多くはありません。
手数料も安くはありませんが、利用者が増えることで改善される可能性は高いです。今後タイガーペイを取り扱うブックメーカーが増える可能性は充分考えられます。
日本語に完全対応していて、デビットカードが作れる決済サービスなので日本人にとっては使いやすいでしょう。今後のために登録しておくのはおすすめですが、多額の資金を入れたままにしておくことはおすすめできませんので注意してください。