2023年の5月にエコペイズ(ecoPayz)はペイズ(Payz)へとリニューアルされました。サイトカラーが変更されていますが、操作などは今までと変わりません。
ペイズは50種類以上の法定通貨や仮想通貨などに対応した、もっとも利便性が高いと言われている電子決済サービスです。信頼性やセキュリティの高さも世界トップクラスです。
ブックメーカーでの入出金に利用できるサービスとして、日本国内だけでも数十~数百万人規模で広く使われています。
世界170カ国以上で利用されていて、日本語に完全対応しているペイズの登録方法や、ブックメーカーでの入出金方法を初心者にもわかりやすく紹介していきます。
これからブックメーカーを始めようと考えている人や、どこの電子決済サービスを作れば良いか迷っている方に、このペイズガイドが参考になるように紹介していきましょう。
ペイズ(Payz)とは?
ペイズ(Payz)とは、ブックメーカーなどの入出金で使用でき、現金化できる電子決済サービス(eウォレット)です。
ブックメーカーの入出金方法には電子決済サービスが用意されています。その中でもペイズはほも全てのブックメーカーで採用されている決済サービスです。
登録方法や入出金も簡単で、対応通貨の種類が多いことから、ブックメーカー業界ではもっとも利用されている決済サービスでしょう。ペイズを登録して使えるようにしておけば、ブックメーカーを利用する際に困らないので、メイン決済サービスとして用意しておくことをおすすめします。
ペイズはPayPayなどの電子マネーの1つで、日本国内で使用する場合はPayPayが便利ですが、海外では使えず現金化もできません。国際的に使用する場合は対応通貨の種類が多く、ブックメーカーなどで使えて、入出金しやすく現金化できるペイズが便利でしょう。 また、ペイズはiOS、Androidに両対応したアプリが導入されているのも嬉しいポイントです。もちろんアプリは日本語対応で、入出金の手続きが行えるだけでなく、履歴も確認できるので資金管理としても活用できます。
ペイズの安全性
電子決済サービスを利用するうえで、安全性やセキュリティについて注意することはとても重要です。
ペイズは2007年よりサービスを開始した老舗企業で、その実績から安全性は高いです。世界的に信頼が高く、審査も厳しい金融行動監視機構(FCA)からライセンスの承認を受け、2018年にはデータ保護法の観点からICO (情報委員会事務局)に登録して、ブックメーカーユーザーの資金や安全性を高めています。
高度なセキュリティ管理が行われ、不正行為への対策も徹底されています。これらのことより、ペイズの信頼性はとても高いことが分かると思いますので安心して利用してください。
メリットとデメリット
ペイズは信頼性や安全性が高い決済サービスですが、実際にブックメーカーで使いやすいかどうかが選ぶポイントになります。
ペイズをブックメーカーで使うメリットとデメリットについて紹介していきましょう。
ペイズをブックメーカーで使うメリット
安全でスピーディーな決済
ペイズの決済は安全でスピーディーです。連携しているブックメーカーでは自動連係されるので、簡単に決済することができ、即座に反映されます。また、ペイズのユーザー同士で個人間送金も行えます。
対応通貨や言語が豊富
ペイズの対応通貨は非常に豊富です。法定通貨は50種類以上、仮想通貨は20種類以上に対応しています。
対応言語も日本語を含め11種類の言語に対応しているので利便性がとても高いです。
完全日本語対応
ペイズでは完全日本語対応のサポートが用意されています。チャットは完全に日本語ではないものの、メールの問い合わせであれば日本語で24時間365日対応してくれます。問い合わせ方法はサイト内のヘルプをクリックするだけなので簡単です。トラブルが起きた場合はすぐにサポートセンターに問い合わせしましょう。
多数のブックメーカーで利用できる
ペイズを利用できないブックメーカーはほぼありません。信頼性の高いブックメーカーではほぼペイズを導入しています。それだけ実績があるということなので、安心してメイン決済サービスとして利用することをおすすめします。
ペイズをブックメーカーで使うデメリット
ペイズを利用するメリットは多いですが、デメリットも存在します。理解しておくことでトラブルは回避できるでしょう。
出金するためにアカウントランクをシルバー以上にする必要がある
ペイズに登録するとアカウントランクが「クラッシック」というランクからはじまります。入金はできるのですが、ペイズの資金を日本の口座へ出金するにはアカウントランクを「シルバー」以上にする必要があります。シルバーへランクアップするには本人確認が必要になります。
クレジットカードからの入金ができない
ペイズでは、ブックメーカーのような賭け事がメインの使用用途ではクレジットカードからの入金が行えません。入金する場合は銀行送金か仮想通貨を利用するようにしましょう。
12カ月以上利用しなければアカウントの維持管理費が必要
12カ月以上ペイズを利用しなかった場合、アカウントの維持管理費が月額1.5ユーロ(月額約240円)必要になります。残高が0の場合は手数料が引き落とされませんので、使わない場合は残高を0にしておくと良いでしょう。
ペイズの登録方法
登録手順
ペイズでアカウントを作成しましょう。ハンデの嵐では、スマホでも登録しやすいように紹介していきます。
① ペイズへアクセスし、「始めましょう」又は「Get started」をクリックしてください。
② 口座情報、個人情報を入力してから利用規約にチェックを入れて作成します。
【口座情報】
1、ユーザー名を入力
2、メールアドレス(携帯又はパソコンのメールアドレス)を入力
3、パスワードを入力し、パスワード確認(入力したパスワードを再入力)を行う
4、居住国(Japan)を選択
5、サイト内言語の設定(日本語はありませんので英語を選択し、翻訳するようにしましょう)
6、使用通貨の設定(登録後に追加可能)
【個人情報】
1、氏名を英語で入力
2、氏名を日本語で入力
3、生年月日を入力
4、住所を英語で入力
5、住所を日本語で入力
6、携帯番号を入力
1、利用規約に同意したらチェックを入れる
2、ペイズからの通知方法を入力
3、「アカウントを作成する」をクリック
③ その他情報を入力
1、アカウント解説の目的
ギャンブル関連活動(Gambling-related activities)を選択
2、国籍
日本又は一覧から選択
3、居住国
現在の居住国を選択
4、資金源
Employment income(給与所得)又は一覧から選択
5、雇用状況
一覧から選択
Employed(雇用されている)
Self-employed(自営業者)
Retired(退職者)
Student(学生)
House person/parent(専業主婦/主夫)
6、雇用上の役割
雇用状況の選択で内容が変わるので一覧から選択
7、業界
一覧から選択
8、毎月の受信トランザクション
毎月のおおよその入金額
9、毎月の送信トランザクション
毎月のおおよその出金額
全ての項目を入力したら「保存」又は「Save」をクリックします。二段階認証の画面に移動するので二段階認証を完了させると口座作成は完了です。
※この状態はクラシックランクになります。
本人確認を行いランクアップしておく
次に本人確認を行いましょう。本人確認を行うことで、クラッシックランクからシルバーランクになりますので入出金の制約が解除されます。
1トップページの無料でアップグレードを選択
2「身元を確認」をクリックし、必要書類をアップロード
・身分証明書(パスポート・運転免許証・マイナンバーカード)のいずれかをアップロード
・住所の確認(公共料金の請求書・銀行取引明細書・住民票)のいずれかをアップロード
・自撮り写真を撮影しアップロード
・身分証明写真(身分証明書と「for Payz」と手書きされた紙と一緒に写った自撮り写真を撮影)
以上の手続きが終了して、問題が無ければペイズからアップグレード完了のメールが届きます。これで本人確認は完了です。 少し面倒ですが、最初だけのことなので済ませておいてください。
アカウントレベル
ペイズには「クラシック、シルバー、ゴールド、プラチナ、VIP」という5つのアカウントレベルが用意されています。
クラシック
アカウントを登録した時は全員がクラシックランクからスタートします。出金は行えず、入金の存続期間に期限があります。
シルバー
シルバーランクになると、銀行口座へ資金の出金が行えるようになり、個人間送金が可能になります。アカウントの制約が一気に緩くなります。
ゴールド
ゴールドランクになると、アカウント内の上限額がさらに引き上げられます。国際送金が無料となり、全ての電子決済サービスの取引で固定通貨換算手数料が1.49%に下がります。
プラチナ
プラチナランクになると、アカウント内の上限がゴールドランクよりも引き上げられます。
VIP
VIPランクになると、アカウント内の上限がプラチナランクよりも引き上げられます。全ての電子決済サービスの取引で固定通貨換算手数料が1.25%に下がります。
ペイズの入出金方法
ペイズの入出金方法とブックメーカーでの入出金について説明していきましょう。
入金の手順
① ペイズへ銀行送金か仮想通貨で入金をします。
※ペイズへの入金方法でクレジットカードやデビットカードは使えません。
② ブックメーカーにログインして入金画面に進みます。
③ ペイズを選択します。
④ 入金の額を入力し、送信をクリックします。
⑤ ペイズに移動するのでログインして入金処理を完了させます。
次に出金の流れです。
① ブックメーカーの出金ページにいきます。
② ペイズを選択します。
③ 出金額や必要事項を入力します。
④ 確定させると、ブックメーカーからペイズへの出金処理は完了です。
⑤ ペイズから出金する場合は銀行送金となります。
ペイズの手数料
ペイズの手数料をランクごとの一覧にしました。
内容 | クラシック | シルバー | ゴールド | プラチナ | VIP |
口座開設 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
維持費(12カ月利用無しの場合) | 月額1.5€ | 月額1.5€ | 月額1.5€ | 月額1.5€ | 月額1.5€ |
入金:銀行振込 | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% |
入金:仮想通貨 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
出金:銀行振込 | 使用不可 | 1% | 1% | 1% | 1% |
出金:仮想通貨 | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 |
通貨換算 | 2.99% | 2.99% | 1.49% | 1.49% | 1.25% |
個人間送金 | 使用不可 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
アカウント間送金 | 使用不可 | 1.5% | 無料 | 無料 | 無料 |
ペイズのよくある質問
ペイズはブックメーカーで利用できる電子決済サービスですか?
ペイズ以外にも電子決済サービスは数多くあります。ブックメーカーによって対応している電子決済サービスも異なりますので、自分が利用したいブックメーカーがペイズに対応しているかの確認が必要です。
ペイズを使うと税金はかかりますか?
ペイズで入出金を行うこと自体に税金はかかりません。ただし、ブックメーカーで勝利した場合、ブックメーカーのアカウントにある勝利金に税金はかかりませんが、ペイズ内へ資金を移動したら税金が発生します。
偽名や匿名で電子決済サービスに登録しても大丈夫ですか?
偽名や匿名で電子決済サービスに登録はできませんので、必ず本名で登録する必要があります。ペイズのセキュリティは高く、信頼して問題ありませんので虚偽の情報で登録することは絶対にやめておきましょう。最悪の場合、アカウント凍結になり使用できなくなる恐れがあります。
トラブルがあったらどこに聞けば良いですか?
ペイズだけに限ったことではありませんが、カスタマーサポートが設置されているのでメールやチャット、電話などで問い合わせることができます。ペイズは日本語対応なので安心して相談してください。
入出金にかかる時間はどれくらいですか?
ペイズで入出金にかかる時間は、国内銀行振り込みや暗号通貨の場合は数分程度です。国際送金の場合は反映されるまで3〜5営業日は見ておくほうがよいです。また、出金する場合、暗号通貨だと1分程度、銀行振込の場合は1〜5営業日程度かかります。
まとめ
電子決済サービスの「ペイズ(Payz)」について紹介してきました。多数のブックメーカーが採用していて、対応通貨も多く、入金も簡単でスピーディーな反面、入出金方法が少ないというデメリットもあります。
ですが、利便性や信頼性の高さで言うとペイズはブックメーカーでトップクラスの使いやすさと言えるでしょう。また、ペイズ以外の決済方法がないブックメーカーもあるほどなので、アカウントを作っておいて損はありません。
どこの電子決済サービスを作ろうか迷われている人は、ペイズに登録しておけば間違いないでしょう。この記事を参考に登録してみてください。