ブックメーカーで使えるJETON(ジェトン)の特徴や入出金方法について解説

JETONはジェトンやジェットオン、ジェットンと呼ばれている電子決済サービスです。このサービスは70種類以上の通貨に対応しており、ブックメーカーの入出金に使うことができます。

2017年よりイギリスでサービスが開始され、その信頼性や安全性が高い評価を受けています。日本語にも対応しており専用のアプリが用意されていることから資金管理も簡単に行える優れた電子決済サービスです。

JETONの特徴・メリットとデメリット・登録方法・入出金方法・手数料・疑問をわかりやすく紹介していきます。これから電子決済サービスを作ろうと思っている方の参考ガイドにしてください。

JETON (ジェトン)とは?

JETONは2017年にイギリスで生まれた電子決済サービスです。まだ歴史は浅いですが、サービスの質や信頼性が高いことから世界中で利用することができます。

世界の100カ国以上で使えて、対応通貨は70種類以上です。日本では使える場所があまりないですが、世界各国で使えることから世界規模の電子決済サービスといえるでしょう。

JETONはブックメーカーなどのオンラインゲーミングサービスへの入出金にも対応しているのですが、手数料が業界の中でもトップクラスに安く、ユーザーには嬉しい電子決済サービスです。

日本語の対応はもちろん、日本語に対応したアプリも導入されており、トラブルが起きても相談しやすく、資金管理が行いやすいという特徴もあります。 ただ、残念なことにJETON対応のブックメーカーがそこまで多くないので使えるかどうかを登録する前に確認する必要があります。以前に比べると対応ブックメーカーも増えてきているので今後が楽しみです。

JETONの安全性

JETONの安全性について説明していきましょう。JETONはLa Orange GE LLCという会社が運営しており、運営ライセンスとして世界的に信頼性が高くて審査も厳しいイギリスのFCA(金融行動監視機構)から承認を受けて運営しています。

FCAライセンスの取得だけでも信頼性には足るのですが、JETONはイギリスの有名サッカーチームの公式スポンサーを務めていたこともあります。社会的な信頼がなければいくら収益があってもスポンサーにはなれません。社会的に認知された会社であることがわかると思います。

さらにセキュリティに関してもかなり高い水準であるといえます。JETONはISO 27001情報セキュリティマネジメントシステム規格を導入しており、国際標準化機構(ISO)から最高水準のサイバーセキュリティ規格認定を受けています。

これは不正アクセスからユーザーとユーザーのデータを安全に保護するためのセキュリティシステムです。さらに2段階認証を採用することでより安全度を高めています。 このように内部的な安全性はもちろん、社会的にも信頼のできる会社が運営していますので、歴史は浅くともJETONの信頼性は業界でもトップクラスです。安心して使うことができるでしょう。

メリットとデメリット

JETONをブックメーカーで使うメリット

定期開催されるキャッシュバック
JETONの嬉しいメリットとしてキャッシュバックシステムの導入があります。キャッシュバックはブックメーカーなどのオンラインゲーミングサービスへ入出金することで、送金額の1%がキャッシュバックされます。1%といえば大きなサービスではないと思うかもしれませんが、何ももらえないよりははるかに良いサービスといえるでしょう。現在キャッシュバックシステムを取り入れている電子決済サービスはJETONとVega wallet(ベガウォレット)だけです。

手数料が低い
JETONは他の電子決済サービスと比べると手数料が低いです。銀行振込の入出金は無料で利用できます。仮想通貨も入金は無料で、出金には出金額の1%という低い手数料で取引することができます。クレジットカードの入金には3%の手数料がかかるのですが、クレジットカードで直接ブックメーカーへ入金し、出金はJETONにすると手数料を抑えられます。ブックメーカーへの入出金はほとんどのサイトで無料なので上手に使えばかなり手数料が抑えられるでしょう。

高いセキュリティと24時間サポート
二段階認証を採用し、最新のセキュリティを組み込んだJETONの安全性は業界内でトップクラスです。さらにトラブルがあった場合のカスタマーサポートは24時間対応してくれるので安心度も高いです。ただし、サポートは日本語対応ですが、翻訳ソフトを通した内容になるのでネイティブな日本語ではありません。

アプリが便利
最近の電子決済サービスはアプリ展開していることが多いのですが、JETONも専用アプリがあります。外出先でもスムーズな入出金を行えることや、資金管理をまとめることができるので便利です。今後アプリは重要なポジションになりますが、JETONのアプリはわかりやすくて使いやすいのでJETONに登録された方はアプリもダウンロードしておきましょう。

JETONをブックメーカーで使うデメリット

対応ブックメーカーが少ない
海外ではJETONカードというプリベイトカードが発行されていますが、日本での発行は認められていないので国内の方が手に入れることはできません。ですが、あれば少し便利という程度です。プリベイトカードがなくても充分使える電子決済サービスです。

日本ではJETONカードが使えない
海外ではJETONカードというプリベイトカードが発行されていますが、日本での発行は認められていないので国内の方が手に入れることはできません。ですが、あれば少し便利という程度です。プリベイトカードがなくても充分使える電子決済サービスです。

JETON登録方法と本人確認(KYC)

JETONの登録方法と、機能を全て利用するための本人確認について説明していきます。

1
JETON公式サイトへアクセスする

JETONの公式サイトへアクセスして、「無料でサインアップ」をクリックします。

2
登録画面で情報を入力する

電話番号の入力
※+81の後に最初の「0」を抜いた電話番号を入力します。

メールアドレスを入力します。

ログインパスワードを設定します。

名前をローマ字で入力します。

苗字をローマ字で入力します。

生年月日を入力します。

入力が完了したら「登録する」をクリックします。

3
認証コードを入力する

登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるので、コードを入力します。

4
住所情報を入力する

居住国を選択します。

ローマ字で住所を入力します。

ローマ字で都道府県を入力します。

郵便番号を入力します。

利用規約にチェックを入れます

入力が完了したら「ウォレットに進む」をクリックします。

5
受信設定とSMS認証

プロモーションの受信設定にチェックを入れ、「保存」をクリックします。SMS認証の画面に移るので携帯のSMSに届いた認証コードを入力します。

「完了しました」というメッセージが表示されると登録は完了です。

これでJETONの登録は終了です。JETONの機能を使うために本人確認を済ませておきましょう。

本人確認(KYC)

1
アカウントへログインして「今すぐ認証する」をクリックする
2
「認証を開始する」をクリックして必要書類をアップロードする

本人確認書類として「マイナンバーカード・パスポート・免許証」のいずれかをアップロードします。

上記で使用した確認書類を持った自撮り画像をアップロードします。

住所確認書類として「住民票・公共料金の請求書・銀行取引明細書」のいずれかをアップロードします。(3カ月以内のものに限ります)

以上で本人確認は終了です。2日以内に審査結果の案内が届きます。案内が届けば全ての手続きが完了したことになりますのでブックメーカーを楽しみましょう。

入出金方法

JETONを使ってブックメーカーで入出金するためにはJETONのアカウントへ入金する必要があります。JETONへの入金方法としては、銀行振込、クレジットカード、仮想通貨が用意されていますので使いやすい入金方法を選択してください。

JETONへの入金

銀行振込

JETONに銀行振込ができる銀行は39銀行とやや少なめです。大手銀行は対応していますが、地方銀行などは一部しか対応していませんので確認が必要です。

入金方法はマイページの入金画面から「Instant Bank Transfer」を選んで入金額を入力します。銀行を選んで振り込めば完了です。振り込む際は、「振込ID」を名義人の前に記載してから振り込みましょう。

クレジットカード

マイページの入金画面から「Credit/Debit Card」を選んで入金額を入力します。初回の入金ではカード情報を記載する必要がありますので入力間違いに気をつけるようにしてください。二回目以降は入力の必要はありません。

仮想通貨

マイページの入金画面から「Cryptocurrency」を選んで入金額を入力します。仮想通貨を選び、必要送付額を確認したら送付アドレスを入力します。

ブックメーカーへの入出金

アカウントへの入金が確認出来たらブックメーカーへ入金していきましょう。

1
利用するブックメーカーサイトの入金画面でJETONを選択します。
2
入金額を入力して確定させます。
3
JETONに切り替わるのでログインします。
4
通貨を選択し、「ウォレットで支払う」をクリックします。
5
ブックメーカーに着金されていれば完了です。

ブックメーカーで勝利すればそれをJETONに出金します。

1
ブックメーカーサイトの出金画面でJETONを選択します。
2
出金額を入力して確定させます。
3
JETONのお客様番号を入力して出金を確定させます。
4
JETONに着金されれば完了です。

JETONからの出金

JETONのアカウント内にある資金を出金して現金化していきましょう。JETONから出金する場合は銀行振込と仮想通貨が選べます。現金化するのであれば銀行振込が手数料も無く便利です。ただし、JETONから出金する場合、以下の条件が発生しますので覚えておきましょう。

JETONの登録名と同名義の口座にのみ出金可能
ブックメーカーから出金した資金のみ出金可能
ウォレット内にある資金を出金するには別の申請が必要

別名義の口座に出金することはマネーロンダリングなどの犯罪防止の観点からできません。また、ブックメーカーから出金した資金とウォレット内にある資金を同時に出金することもできません。全部出金したい場合、少し手間ですが別の申請が必要です。

JETONの手数料一覧

JETONの手数料を一覧にしましたので確認しておくようにしてください。他の電子決済サービスに比べて手数料はかなり低く設定されているのがわかるかと思います。

個人アカウント内容手数料
口座開設費無料
口座維持費無料
入金:銀行振込無料
入金:仮想通貨無料
入金:クレジットカード3%
出金:銀行振込無料
出金:銀行振込1%
個人間送金2%

よくある質問

JETONはブックメーカーで利用できる電子決済サービスですか?

JETONはブックメーカーなどのゲーミングサービスで決済することができます。ただし、ブックメーカーによって対応している電子決済サービスも異なりますので、利用したいブックメーカーがJETONに対応しているかの確認が必要になります。

JETONを使うと税金はかかりますか?

業界内では早い部類に入ります。驚異的に早いという程ではありませんが、遅くはありません。ただし、銀行が営業していない週末などのタイミングによっては数日かかる場合があります。

トラブルがあったらどこに聞けば良いですか?

アカウント内にあるカスタマーサポートから問い合わせすることができます。24時間対応ですが、ネイティブな日本語の対応ではありません。意思の疎通が困難な場合があるかもしれませんので、注意してください。

全ての銀行で対応していますか?

JETONの対応銀行は39銀行です。大手は問題ありませんが地方銀行は対応していない場合があります。使用前に銀行の確認はしておいてください。

JETONは安全ですか?

JETONのセキュリティは非常に高く、信頼できる電子決済サービスです。信頼性の高いイギリスのFCAという金融ライセンスを取得した運営で、国際標準化機構(ISO)から最高水準のサイバーセキュリティ規格認定を受けた電子決済サービスです。

まとめ